WRC3連覇を記念した400台のみの限定車
その姿はまさに公道に降り立ったWRカー
その姿はまさに公道に降り立ったWRカー
1998(平成10)年、スバルはWRC (世界ラリー選手権)での3連覇を記念して、特別仕様のロードモデル「インプレッサ22B STiバージョン」を世に送り出した。専用に開発された2.2リッターエンジン、“EJ22改”を搭載。グラマラスなブリスターフェンダーに収まる17インチBBS製アルミホイールとピレリP-ZEROタイヤ、ビルシュタイン製倒立式サスペンションなど、すべてがWRC直系の走りの魂を注ぎ込んだ特別設計であった。ほぼハンドメイドで生産された400台は瞬く間に完売したことも、今なお語り継がれる伝説となっている。
1997年WRCモンテカルロラリーを走る「インプレッサWRC‘97」は、22BのベースとなったWRカー。この日の勝利を皮切りにスバルは全14戦で8勝を挙げ、日本メーカーとして初のWRC3連覇を果たした。
STIの整備場に持ち込まれた22Bのギャラリー展示車を慎重に3Dスキャンするスタッフ。
実車のスキャンデータから構築された3D-CAD。エンジンルームの微細なパーツも、ここからひとつずつ設計されていく。
シフトレバー前方に輝くシリアルナンバーは000/000。こちらも1/8にスケールダウンして忠実に再現される。
実車ディメンション通りに作成された3D-CADデータ。
製作モデルの仕様
| 縮尺 | 1:8 |
|---|---|
| 完成時サイズ | 全長 54.5 cm×全幅 22.1 cm×全高17.3 cm |
| 主な材質 | ダイキャスト、ABS樹脂、ゴム、電子部品ほか |
主要なギミック
コントローラーによる可動部
- キーの差し込み回転で、イグニッション~アイドリングサウンド再生
- アクセレーションサウンドの再生
- ホーンサウンドの再生
- ヘッドライト(ハイ/ロー)、ポジションランプの点・消灯
- ブレーキランプ、バックライトの点・消灯
- ウインカー点滅、リレー音の再生
- メーターパネルバックライト点・消灯
- 室内灯の点・消灯
手動操作による可動部
- エンジンフードの開閉
- ドアの開閉、サイドウインドウの上下動
- フロントシートが可倒、スライド機構
- ステアリングと前輪が連動
- リアスポイラーの角度が可変
- リアトランクの開閉(スイッチによるライトの点・消灯)
- ダッシュボードボックスの開閉
- 給油口の開閉
- サイドミラーが可倒
インプレッサ 22B-STi バージョン(1998)のメカニズムや性能面の特徴を、写真と図版とともに総解説!
毎号付属するパーツの組み立て手順を3D図と写真でビジュアルに解説。
WRC3連覇を果たした1990年代を中心にSUBARUレーシングチームの名場面とレザルトデータを紹介
22B-STiバージョンを主軸に、スバルの旗艦モデル「インプレッサ」の歴史と変遷の系譜をたどる。
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